2020年東京オリンピックのマラソン代表選考会、
MGCが2019年９月１５日日曜日に行われました。
男子は一色恭志が体調不良、女子は関根花観が右第二中足骨疲労骨折、前田彩里が右大腿二頭筋の腱損傷で計３名出場辞欠場して男子は30名、女子は10名で代表権が争われました。
こんにちはランニング歴９年の一般市民ランナーワタナベです。MGCを観戦してきました！
8:20頃に外苑前駅に到着、スタート付近の観戦に向かう大勢の人の列が神宮外苑の道に続いていて以外に観戦者が多いなという感想を持ちつつ出来るだけスタート地点に近いところまで移動。
この日はスタートフニッシュの神宮外苑と日本橋交差点付近で観戦をしましたが、移動の地下鉄も朝のラッシュ並みに混雑していて、たくさんの観戦者、応援の人の多さに東京オリンピックのマラソンへの関心の高さやマラソン、ランニングファンの多さに驚きと嬉しさを感じました。
MGC結果男子は
MGC結果女子は
まとめ
MGC結果男子は
優勝 中村 匠吾 タイム 2:11:28
2位 服部 勇馬 タイム 2:11:36
の２人が東京オリンピック代表に内定した。
３位 大迫 傑 タイム 2:11:41
4位 大塚 祥平 タイム 2:11:58
5位 橋下 崚 タイム 2:12:07
もう１名の出場枠はＭＧＣファイナルチャレンジとして指定の大会で２時間５分４９秒（＝日本新記録）を出した選手がいればその選手に決定するがこれからこのタイムを出すのは難しいと考えればほぼ３位の大迫傑に決定ではないかと思われます。
男子はスタートから設楽悠太（ホンダ）がいきなり飛び出し終始１人で先頭を走っていた。
スタートの神宮外苑約300mから400mの地点ですでに
3回目の日本橋交差点通過時点でも2位以下を大きく引き離して単独１位で通過を確認
30km辺りでペースを落とし37km付近で２位集団に捕まりそのまま離されてしまいました。
この地点で１位集団は大迫、服部、鈴木、中村、中本、大塚、橋本、竹ノ内の８名
39km地点で橋本のスパートに大迫、服部、中村の４人に絞られ
そこから僅か500mした地点で今度は中村がスパートをかけその後を大迫、服部が追う形となった。
ここからが大興奮のデッドヒート、マラソンの醍醐味、一流アスリートの凄いところ！
残りが2,195kmの40km過ぎで中村が大迫、服部を２秒離すがそれを必死に追う大迫と服部
41km付近で大迫が中村に追いつき、服部一人がやや離れる
41,5km中村が僅かに大迫の前に出る、これに離れまいと必死の大迫に服部が追いついてくる
42km服部がスパートで大迫を交わして２位
残り0.195km最後までわからない手に汗握る展開
神宮外苑のコース沿道からは応援とも悲鳴とも聞こえる声が飛び交う！
２位に10秒差をつけた中村が１位でゴール！
服部、大迫の２位争いを制したのはギリギリで猛追した服部が２位でゴール
僅か５秒差で大迫がゴールし東京オリンピックの出場権は今回では取れなかった！
大迫、服部とともに４強と言われ終始首位を走った設楽悠太は結果14位 タイム2:16:09、
井上大仁はなんと最下位に終わった
ゴール後のインタビューで中村は注目が大迫や設楽、服部などにあった為、大きなプレッシャーを感じず走れたと語っていました。
中盤で動画と撮ったらほとんど「ナイキのズームXヴェイパーフライネクスト％」のシューズでした。まだまだマラソンシューズのナイキ人気は続くのではないでしょうか！
MGC結果女子は
優勝は前田 穂南 タイム 2:25:15
2位 鈴木亜由子 タイム 2:29:02
の２名が東京オリンピック代表に内定
3位 小原怜 2:29:06
男子スタートから約20分後に女子はスタート
２名の欠場があり10名でのレースとなった
出だしは一山、安藤、福士のワコール勢が集団を引っ張る形で始まった
10km付近から前田穂南が先頭になりレースが進んでいく
20km地点（日本橋交差点）では前田を先頭に縦長に鈴木、小原、福士、安藤と並ぶ
安定した走りの前田を先頭に２位鈴木、３位小原の順位は変わらずレースが続く
36km手前で上原美幸が棄権し９名のレースになった。
上位の順位は変わらず前田が１位でゴール、２位鈴木は笑顔でゴールし、４秒差まで迫った小原は３位となった。
男子同様もう１名の出場枠はＭＧＣファイナルチャレンジとして指定の大会で女子は 2:22:22（＝日本新記録）の記録を出さないと選出にならないのでこれもほぼ３位の小原怜に決定ではないかと思われます。
まとめ
テレビでは女子の中継のNHKと男子の中継のTBSがコラボして実況のアナウンサー安住紳一郎と副音声実況に出演の嵐の相葉雅紀と同じ映像で出たり、NHK解説の野口みずきさんとTBSに出ている高橋尚子なども同時出演して、テレビ視聴者を楽しませたようです。
しかし実際に生でその場を走る選手を見ると観戦者の声援や熱量も後押ししてその感動は数倍にも増幅されます。これからＭＧＣファイナルチャレンジに指定されるレースや東京マラソン、そして東京オリンピックも実際に行って観戦することをオススメします。
スマホでテレビをチェックしながら実際に観戦すればよりマラソンレースを楽しめることと思います。
それでは Enjoy MGC！