つくばマラソンの評判と人気の秘密!

2019年は11月24日の日曜日に行われる予定の第39回つくばマラソンですが、とても人気のマラソン大会の1つです。ネットと電話の申し込みで定員になり次第申込が締め切りになり毎年その早さでも有名なのです。つくばマラソンはどんな大会なんでしょう!そしてその評判と人気の秘密はなんでしょう。



エントリーを締切る時間は人気のバロメーター
スタートを科学する
景観を科学する
給水・補給食を科学する
ランニングフォームを科学する
応援を科学する
人気のコースは
参加費が人気?
つくばマラソン大会へのアクセスが人気?
人気のまとめ

エントリーを締切る時間は人気のバロメーター

エントリー期間は2019年7月7日 20:00~2019年7月29日 18:00ですが

毎回締め切られるのが早く2015年ー23分 2016年ー25分、2017年は30分、2018年は35分

2019年はスポーツエントリーは24分でランネットは103分締め切られました。

人気の秘密は・・。

「マラソンを科学する」というテーマを掲げ「毎年進化していくマラソン大会」を目指している大会で数々の取り組みを科学的見地から行なっているからなのです。

スタートを科学する

第35回大会からウェーブスタートを採用しています。ウェーブスタートとは参加者をいくつかのグループに分けてスタート時間をずらして出走していくというものです。

これによりスタート時の混雑を暖和するとともに転倒などの事故防止と、より沢山の人数が参加する事ができるようになり、またマラソン中のコースの混雑を少なくする事にもつながります。

35回大会の時には3ウェーブだったものが38回大会では5ウェーブに増えています。またグロスタイムとネットタイムの差が少ないので自分のタイムがわかりやすく好タイムを狙いやすくなります。海外でもボストンマラソンやニューヨークシティマラソンなどで実施されています。

景観を科学する

コース上の表示物、距離表示や給水所またメイン会場でも色彩学を取り入れて表示したり、ピクトグラムの明記などを実地しています。

例えば距離表示にはスタート時はゆっくりと計画的に走れるようにグリーン系で、

身体が温まってオーバーペースになりやすいところはブルー系、

ゴールが近づく30km以降で赤やピンクで気持ちを高揚させてラストスパートに入りやすいような配色の距離表示になっているのです。

エイドでは水は水色みかんはオレンジと見ただけで連想できる色の表示がされておりランナーが出来るだけ走る事に集中できるようになっています。

表示位置

効果

スタート

気持ちを落ち着かせペースを抑える効果

10km

加速したくなる気持ちを抑えペースを保てる効果

20km

リラックスして軽快に走れるよう

30km

ラストスパートの応援効果

ゴール

軽快にフィニッシュ




給水・補給食を科学する

メイン会場に「給水量チェックコーナー」が設けられ体重計を置いて体重差から給水が適量かをチェックできます。

そして補給食は血糖値を急激に下げない、疲労を防ぐ、効率よくエネルギーを補給するという3つのポイントでそれぞれ補給食が用意され、実施され例えばパンはパサパサする、キュウリは大き過ぎるなどのランナーの意見が反映され、フルーツ入りの食べやすいパンにしたりキュウリを小さくカットしたりと進化改善されているのです。

◎血糖値を急に下げない糖質

 バナナ・ミカン・雑穀系パン

◎疲労を防ぐ抗酸化物質

 ブルーベリー・トマト・キュウリ

◎効率的なエネルギー補給

 メープルシロップキャンディ

ランニングフォームを科学する

参加ランナー100名弱にセンサーを装着しスピード、ストライド、ピッチ、上下動を測定し、目安になる数字を公開しています。

歩数

ストライド/m

ピッチ歩/分

サブ3ランナー

30244

1.39

180

サブ4ランナー

38128

1.10

175

サブ5ランナー

45568

0.92

165

サブ6ランナー

52331

0.80

160

平均的な数字です。この位の数字を目指し維持するトレーニングをしていければ目指す目標に近ずける確率は高くなりますね。(サブ5、6のピッチは独自に計算して見ました)

応援を科学する

マラソンをしていると沿道で応援の声を掛けてもらえるのがとても力になります。色々な機関や論文などでも応援の効果を謳っていますが、以前に「所さんの目がテン!」という番組でも応援の効果を実験検証したものがありました。結果はマラソンや水泳など体力・精神力を持続させるスポーツの場合は応援される事によって記録が伸びたというものでした。つくばマラソンでは応援したもらいたい場所やどの様に応援してもらいたいか?などの意見も取り入れて地元の小学校・中学校の協力を得つつ沿道応援が活性化しています。また距離表示の下にも応援コメントが書かれていて、ちょっとニコッとしてしまうコメントに足取りも軽くなるのではないでしょうか。

どんな沿道応援と距離表示のコメントがあるかも楽しみの1つです。

人気のコースは

筑波大学の構内にスタート、フニッシュが設けられた周回のコースです。

スタートの標高からアップ約10m、ダウン約10mでコース全体で約20mの標高差で比較的アップダウンは激しい方ではありません。※ちなみに榛名湖マラソンの高低差78m、富士山マラソンの高低差は約75m、大阪マラソン17m、東京マラソンはスタートから約30m下るとあとの差は8mとなっています。

景色に大きな変化がないので目標物が取り辛く単調なので、オーバーペースになりやすいコースです。ランニングウォッチなどで距離やペースをチェックしながら走って見ましょう。

スタートから10km

・スタートから構内には段差がいくつかあります。慌てず確実に越していきましょう。

・筑波大学から外に出てしばらくすると第1給水ポイントです。まだまだ大丈夫と思いわず に計画的に給水しましょう。

・5km過ぎるとやや登りになります。コースを左に曲がるとここから下りになります。

・しばらく真っすぐな道ですが正面に筑波山を望みながらのランになります

10kmから20km

・10kmを過ぎると道幅も広くなり走りやすくなってきます。自分のペースをキープしましょう。

・周回コースのなので何度も左に曲がります。同じとろこをグルグル回っている様な感覚。

・20kmが迫ってくると少し景色が開けてきます。

・第二関門の手前からストレートのコースになります

20kmから30km

・20km過ぎの中間地点の給水所です。給水や補給食をしっかり取っておきましょう。

・途中道が狭くなります。そろそろ脚に疲労が溜まる頃なので注意して通過しましょう。

・折り返しがあるので戻ってくるランナーを見ても焦らずいきましょう。

30kmからフィニッシュ

・34kmではお汁粉がボランティアの人たちによって差し出されます。甘いのが苦手な人は別の飲み物をもらいましょう。

・35kmを過ぎてもう少しというところですがここから曲がりやアップダウン、折り返しや段差などがあります。最後まで気を抜かずに走り切りましょう。




参加費が人気?

つくばマラソンのフルマラソンの参加費は7,500円 10kmで5,000円です。

奈良マラソン10,000円 富士山マラソン9,800円 東京マラソン2020はなんと16,200円という中もちろんもっと安い金額で参加できる大会もたくさんありますが、大会の規模や運営状況,知名度などを考えるととてもリーズナブルに感じます。この辺りも人気の秘密かも知れません。

つくばマラソン大会へのアクセスが人気?

9:00に第1ウェーブがスタートなので7:30には主会場についておきたいですね。

◎電車ではつくばエクスプレス快速で秋葉原から45分

 秋葉原 5:50発 つくば 6:35着

     6:04発 つくば 6:57着

     6:15発 つくば 7:09着

 つくば駅からは 徒歩30分 

つくばエクスプレスは秋葉原から乗車し北千住を出ると快速でわずか4駅でつくばに到着します。完全立体交差で踏切もなく最高時速130km、快適で安定した乗り心地で大会前のストレスを最小限で会場に向かえるところも魅力の1つかも知れません。

◎車で行く場合の駐車場は

・つくば駅の 南1駐車場~南4駐車場まで

・つくば市中央公園に北2駐車場

・松見公園付近に北3駐車場、リパークつくば天久保1丁目、タイムズつくば天久保

などがあります。南1駐車場は立体の大きな駐車場です。グループで行けばリーズナブルで車でも行きやすいかも知れません。

◎つくばエクスプレス研究学園駅から会場までシャトルバスが出ています(約20分・片道260円)

◎JR常磐線土浦駅東口より会場までのシャトルバスが出ています(約40分・片道610円)

◎東京駅から会場までの往復直行バスが出ています(要予約・約105分・5,800円)

人気のまとめ

マラソンを科学するといテーマはさすが主催に筑波大学さんがいらっしゃる強みかと思います。

・ウェーブスタートの採用、ウェーブ数増のよる混雑の暖和

・見た目の心理を考えた表示

・運動栄養学からの給水と補給食の提供

・データに基づいたつくばマラソンのフォームの目安

・応援によるモチベーションのアップ

・高低差の少ないコース

・リーズナブルな参加費用

・大会会場への行き来の楽しみ

・定員で締切る申し込みのドキドキ感がより人気をアップ

結局安心して走れる、速く走れる、気持ちよく走れるというところが人気の秘密かと推測しました。歴史も長い大会なのでベテランランナーも多く、また運営の充実やコースの走りやすさでビギナーランナーでも安心して参加できる大会です。つくばで自分の記録に挑戦してみましょう!

それではEnjoy Running!

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