音楽を聴きながら走っているランナーが多くなる中、コードレスワイヤレスはスタンダードになりつつあるように見えます。そんな中、左右をつなぐコードがない左右独立完全ワイヤレス型タイプの商品が急上昇で注目されていますね。以前は不安があったバッテリーの持ちであったりBluetoothの接続なども改善されて快適に楽しめるようになってきているようです。
こんにちはランニング歴9年の一般市民ランナーワタナベです。長時間のランニングでも使える軽くて連続再生時間の長いもの、音質にもこだわっている左右独立完全ワイヤレス型タイプのコードレスイヤホンをピックアップしてみましたのでイヤホン選びの参考にしていただければと思います。
目次 左右独立完全ワイヤレス型の良いところ 左右独立完全ワイヤレス型の装着は 左右独立完全ワイヤレス型の重さ 防滴、防水機能の目安は 音質の目安は 連続再生時間は ランニングで使える左右独立完全ワイヤレス型イヤホンのオススメ7選 比較表 まとめ
左右独立完全ワイヤレス型の良いところ
左右が独立しているのでコードの顔、首、手などへの接触による鬱陶しさがありません。そしてコードによる重さも感じることが無いのでストレスゼロに近い状態で音楽とランニングに集中すやすくなります。
左右独立完全ワイヤレス型の装着は
ほとんどが耳の穴に入れる耳栓のようなカナル型なのでランニングなどのスポーツ中でも外れにくく、外の音が入りにくいので音楽には集中しやすいのですが、人や車などが多い場所では周りの状況に注意が必要です。
左右独立完全ワイヤレス型の重さ
コードがあると多少でもコードに引っ張られて重さを感じる事がありますが、コードが無い分確実に重量は軽く引っ張られる感覚も無くなります。
防滴、防水機能の目安は
国際電気基準会議、日本工業規格では防水規格のIP表記(インターナショナルプロテクション)でIPX0からIPX8まであります。
表記等級 |
内容 |
0 |
特に保護はされていない |
4 |
どの方向からの水の飛沫でも影響を受けない |
5 |
どの方向からの水の直接噴流でも影響を受けない |
6 |
どの方向からの直接噴流にも影響を受けない |
7 |
規定の圧力、時間で水中に没しても水の侵入がない |
8 |
原則完全密閉構造で水中に置かれても水の侵入はなく、水面下での使用が可能 |
IPX1~IPX3が防滴といわれる範囲になりますが、ランニングで汗をかいたりするのでこの数字が防水の4以上(IPX4)のものをおすすめします。
音質の目安は
音声再生機器からBluetoothイヤホンにデータを送信する方式の事をコーデックと言います。
方式 |
対応 |
性能 |
SBC |
基本的な方式でほとんどのイヤホンに対応しています |
汎用性がある分音のズレやノイズなどは出やすく、高音域の音はカバーしきれません |
AAC |
ipad,iphoneなどApple標準の方式です |
SBCに比べると音域も広く音のズレもなく楽しむ事ができます |
Aptx |
主にAndroidで使用されている方式です |
SBCと比べて高音域も再現されタイムラグのない音質を楽しむ事ができます |
LDAC |
ソニーが開発した方式です |
ハイレゾ音源も楽しめて、音質の劣化もなくハイレベルな音質を楽しむ事ができる |
基本的なSBCでも良いですが、少しでも良い音を求めたいというのであれば、使用する音楽
を再生する機器によって良いものを選んでみましょう。
連続再生時間は
機種によって様々ですが、通常のランニングで使う場合は2時間台の再生時間しかないと途中で歩いたり休憩をしたりすると切れてしまう可能性があります。3時間以上の連続再生時間があると安心してスタートから戻るまでの時間をフォロー出来て良いかと思います。
ランニングで使える左右独立完全ワイヤレス型イヤホンのオススメ7選
メーカー |
機種 |
重量 |
連続再生時間 |
防滴防水防汗機能 |
3.5g |
3時間 |
防汗性能あり |
||
4g |
3時間 |
IPX5 |
||
7.6g |
3時間 |
IPX4 |
||
6g |
4時間 |
IP54(防塵機能5) |
||
7.5g |
4時間 |
IPX5 |
||
4g |
5時間 |
防水機能なし |
||
9g |
5時間 |
IPX4 |
Earin m-1
・スウェーデンのオーディオ機器メーカーの元祖完全独立型ワイヤレスイヤホン
・超軽量化と長時間再生のために、それ以外のデバイスは一切省かれた設計
・ダストカバーつきのフロントカバーは超音波溶着されて防汗性能を持つ作り
・スタイリッシュで小型軽量な円柱形の収納用カプセルもランニング中の負担ゼロ
・連続再生可能時間 3時間 重さ3.5g
Erato Apollo 7s
・世界でもっともコンパクトな軽量超小型完全ワイヤレスイヤホン
・新たに3Dサラウンド機能「ERATO SURROUND」を搭載し「3Dノーマル」「3Dワイド」「3D無効」の3段階で選択可能
・この小型にして豊かな低音と、伸びのある歪みない高音を再生
・ハンズフリー通話用マイク 搭載でスマホに触れることなく通話できます
・ナノコーティングでスポーツや汗、水しぶきなどに耐える防水性能付き
・連続再生可能時間 3時間 重さ4g 防水仕様はIPX5
SONY WF-SP700N BM
・突然の雨や汗でもOK、ランニング中でも快適使用可
・スポーツ用左右独立型イヤホンとして世界初、デジタルノイズキャンセリングに対応
厚みのある重低音とキレのある高音域を再現
・本体ボタンで「外音コントロール」、「イコライザー」に瞬時に切り替えができる機能
・連続再生可能時間 3時間 重さ7.6g 防滴仕様はIPX4
bang&olufsen b&o pay bioplay E8 2.0
・本体は汗や水に強いラバーとポリマー素材で、汗や雨を気にせずアクティブに使える
・本体にタッチし、再生/停止、音量調整、曲送り/曲戻し、通話などコントロール可能
・イヤホンをしたまま周囲の音を聞ける「Transparency Mode」機能あり
・高音質で洗練されたデザイン
・連続再生可能時間 4時間 重さ6g 防塵防滴仕様はIP54(5は防塵)
JBL JBL free
・JBL初の完全ワイヤレスイヤホン
・人間工学に基づき設計されたデザインはスタイリッシュで様々な動きにもフィット
・JBLならではの良質な音を再現
・イヤホン本体のJBLロゴのボタンで、音楽再生、一時停止やスキップなどの操作可能
・左イヤピースの電源をオフにし、右イヤピースのみで音楽再生・通話もできる
・連続再生可能時間 4時間 重さ7.5g 防滴仕様はIPX5
Apple Air pads
・apple純正の独立型ワイヤレスイヤホンは自動でオンになり、自動接続、片耳でも使用可
・「Hey Siri」の一言で瞬時にSiriへアクセス、ダブルタップで再生またはスキップ可能
・耳の穴に入れるカナル型では無いので音漏れと、激しい動きの時には注意が必要
・連続再生可能時間 5時間 重さ4g 防水機能はありません
Boss Soundsport free wireless headphones
・BoseConnectアプリで万が一の紛失でも見つける事ができる機能付き
・StayHear+ Sportチップが耳にフィットし軽量で外れにくい
・風切り音も気にならない形状
・音量に合わせて最適化するイコライザー&デジタル信号処理で、クリアでバランスのとれた音質を楽しめる
・連続再生可能時間 5時間 重さ9g 防滴仕様はIPX4
比較表
メーカー |
機種 |
重量 |
連続再生時間 |
防滴防水防汗機能 |
3.5g |
3時間 |
防汗性能あり |
||
4g |
3時間 |
IPX5 |
||
7.6g |
3時間 |
IPX4 |
||
6g |
4時間 |
IP54(防塵機能5) |
||
7.5g |
4時間 |
IPX5 |
||
4g |
5時間 |
防水機能なし |
||
9g |
5時間 |
IPX4 |
参考記事:こう選ぼう!2019年ランニングにおすすめな快適イヤホン
参考記事:これさえ聴けばランニングしたくなる50代にオススメな音楽
まとめ
ランニングで使う左右独立完全ワイヤレス型イヤホン選びのポイントは小型、軽量である事。連続再生時間が3時間以上である事。そして出来るだけ防滴防水防汗になっているものが良いですね。もちろん音質や使い勝手の良くなるその他の機能もチェックしたいですね。
着けているのを自慢したくなるようなスタイリッシュな形状やフィット感着け心地も大事なポイントです。販売店に行くと試聴ができるものが多いので是非手に取って耳に着けて聴いてみて選んでみてくださいね。
左右独立完全ワイヤレス型イヤホンできっとランニングの楽しさが倍増するはずです。
それでは Enjoy Running!