ランニングは丈夫な骨をつくり、記憶力、筋力、生殖力もアップする

年齢より5歳若くを目指して

ランニングはアンチエイジングになるという話はよく聞きますが、急に若返ったりする訳ではありませんね。アンチエイジングに興味を持ったり、意識したりする事で若く見えるようになるのかと思います。年齢より5歳若くを目指して実践したり感じた事の記事です。

むかし20代の頃草野球をやっていた時に、ピッチャーをしていた人が、投球したと同時に

苦痛の表情でうずくまったので皆んなでどうしたんだと駆け寄たのです。

そのピッチャーは腕を骨折したようで腕があっさての方向を向いているのを見てそりゃ痛いだろうなと冷静に思ったことがありました。何が原因で骨折になったのかはわかりませんが、ボールを投げただけで骨折したって事は骨が弱っていた可能性が大いにあるような気がします。

こんにちはランニング歴9年の一般市民ランナーワタナベです。

おかげさまで私はこの年齢まで骨にヒビが入ったり、骨折したりという経験はありません。

しかし今後気になるのは骨粗鬆症です。骨粗鬆症と聞くと女性が多いような印象ですが生活習慣によっては若い男性でも可能性がある病気ですし当然高齢者も可能性は高くなります。



人間の骨の働き

骨の働きとしては体を支える、様々な方向に体を動かす内臓を保護する。が主な働きです。

とても人間が生きていく上で大切な働きです。

年齢や男女にかかわらず人の骨は206本で構成されていて、これらの骨それぞれもお肌のターンオーバーなどと一緒で3年から5年のサイクルで新しい骨細胞ができて作り変えられています。

骨には古い骨を壊す破骨細胞と新しい骨を作る骨芽細胞がそれぞれバランスをとり働いています。バランスが崩れ破骨細胞が多く働くと弱い骨を作ってしまいます。

骨は衝撃を感知する

骨の細胞は「骨にかかる衝撃を感知する」能力があり、この骨に架かる衝撃の量によって新しい骨を作る度合いが変わってくるのです。簡単に言うとランニングやジャンプなどの運動をして骨に衝撃があると骨はもっと丈夫な骨にしなくちゃということで骨作りが活性化して強い骨を作ろうとします。

逆にあまり動きがないずっと椅子に座っているような生活を続けていると骨はあまり丈夫にしなくても大丈夫そうだと言うことで骨量の少ない骨を作りはじめてしまいます。

こうして骨粗鬆症となって骨が弱ってきてしまいます。




骨が成長する時に出る物質

アメリカ、コロンビア大学のジェラール・カーセンティ博士は骨がつくられる時に出る物質「オステオカルシン」の専門家です。ジェラール・カーセンティ博士が注目しているのはこの丈夫な骨を作くろうといういう時に骨が出す物質で、この物質は骨だけではなく「記憶力」や「筋力」、「生殖力」まで若く保つ力があるということが研究で明らかになっているのです。

またドイツ、ウルム大学のハームット・ガイガー博士は骨がつくられる時に骨芽細胞から出る「オステオポンチン」と言う物質は免疫力に影響があり、この物質の量が減ると「免疫力」も下がるという結果もあるようです。

これは見逃せないことです。骨には物理的に体を支え内臓を保護するでけではなくて「脳の記憶力」や「筋肉、内臓」にまで影響を及ぼすのです。そして骨は若さや、健康をも支える重要な役割を果たしているのです。

筋トレや縄跳び、ランニング、ジョギングなど続けられる運動で骨に刺激を与え続け丈夫な骨を作り続けると共に、記憶力や筋力、生殖力、免疫力もアップさせて若々しくしていきませんか!

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