夏場のランニングを楽しく効果的にするトレーニング法

「ランニングは継続が大事と言われますが、それって1年中ランニングするっ

て事ですよね」

雪が降る寒い冬も、最高気温を更新する真夏も!まあ雪の降り積もる中や最高

気温の日は避けるとしても、ランニングで健康な身体を、ダイエットして引き

締まった身体をというのであればやはりコツコツと積み重ねてランニングをし

た方が良さそうですね。

こんにちはランニング歴8年一般市民ランナーワタナベです。私の経験上夏場

にランニングを続けていると秋口には楽に走れるようになったり、距離が伸ば

せたりプラスになる事がありました。

夏場に走ると秋にはランニング力が上がるという人もいますし、暑い時に走る

のは体によくないという人もいます。

1年中ランニングを楽しむということで言えば、どのようにすれば夏場のラン

ニングを楽しく効果的にすることができるかをまとめてみました。



目次

夏場のランニングで身体はこう変わる
 1、痩せやすい身体になる
 2、身体の体温を調節する機能がアップする
 3、疲労回復が早くなる
 4、心肺機能の燃費がアップする

夏場のランニングで走りはこう変わる

夏場のトレーニング法
 1、短距離、短時間のランニングをする
 2、フォームをチックする
 3、坂道を行ったり来たり
 4、雨の日にランニング
 5、ダッシュトレーニング

まとめ

夏場のランニングで身体はこう変わる

1、痩せやすい身体になる

夏場でなくても普通にランニングすれば心拍数や体温は上昇しランニングが終

わった後もエネルギーの消費はしばらく続きます。

それが夏場の気温の高い時であればエネルギー消費、代謝の高い状態がより長

く続くので痩せやすくなるということです。

せっかくエネルギー消費をしているのでランニングが終わったからといってす

ぐに冷房がガンガンかかった中に入ってしまうと代謝は低下しますし急な温度

差は体にも負担がかかるので冷房の温度には注意しましょう。

2、身体の体温を調節する機能がアップする

身体は外の気温や体温が高く慣れば、それに応じて汗を掻くようになってい

ます。

しかしいつも冷房の効いた室内にいる事が多かったり、運動をする事があま

りないと身体の体温を調節する機能はすぐに反応する事が出来なくなります。

高い気温の中でランニングをする事で体温の調整機能が向上し体温調整がし

やすい体質になってきます。

3、疲労回復が早くなる

たくさん汗を掻く事で水分が使われると血液もドロドロになっていきますが、

筋肉などに酸素や栄養素をちゃんと行き渡らせるために心臓は通常より血流を

強くします。血液の循環が良くなり酸素や栄養素、また疲労物質の排出も強い

血流によって早く運ばれるようになるので、疲労回復も早まるという事です。

もちろん血流が強く押し出されても水分が失われたままでは血液の粘性が高く

なるので水分補給をちゃんとしないといけません。

4、心肺機能の燃費がアップする

夏場は身体が体温調節をするのにもエネルギーを使います。ランニングの度に

よりたくさんの酸素を取り入れ、出来るだけ身体に隅々にまで血液を送り届け

るように心肺機能の活動が活発になります。

自然とよりたくさん酸素を取り入れたり、より強く血液を流そうとするように

なるので心肺機能の力がアップし持久力、スタミナアップが見込めます。

夏場のランニングで走りはこう変わる

身体が痩せやすい状態になっているので、秋口に距離や時間が伸ばせるよう

になると体重が減ってきたり、身体が引き締まってきます。

秋口からはレースシーズンになってくるのでそれに合わせてランニングする

距離や時間を延ばしていくと体重も減るのでより身体が軽く感じ、スピード

も出しやすくなります。

夏場のランニングで身体の温度調節機能がアップしているので長時間体内の

良い状態をキープし続ける事が出来るようになります。

また心肺機能もアップしているので走れる距離も伸びてきます。またランニ

ング後の疲労感も違うことを実感出来るでしょう。




夏場のトレーニング法

夏場のランニングは身体の機能を変えていきますが走る距離や時間を延ばす

事は気温が高い中、なかなか出来ません。

なので夏場は量は考えず、質のトレーニングをする事でより効果が上がります。

1、短距離、短時間のランニングをする

 普通にランニングをしても夏場は走れていた距離を走れなくなったり、タ

イムが遅くなります。まずは基本的に距離を伸ばしたり、タイムを追わない

ようにします。

距離や時間はおおよそ、それまでの8割から7割減でOKとし、気候や体調を

考えて半分でも良いと思います。

特に暑くなり始めの頃は身体も慣れていないのでかなりの負担がかかります。

ランニングアプリやランニングウォッチで距離やタイムをチェックしながら

いつもより短距離短時間でトレーニングしていきましょう。

2、フォームをチックする

 距離などは気にしない代わりにフォームにこだわってランニングしてみます。

身体の姿勢はどうか、身体の重心は適正か、骨盤の向き、腕の振り、足の着地

の位置や足裏のどこで着地をしているか?

などなど今日は重心だけを徹底的にとか今日は着地を常に意識してなど身体に

覚えさせるようにフォームを気にしてランニングしてみましょう。

3、坂道を行ったり来たり

 普段は1回通るだけの坂道もそこで何回か坂を上ったり下りたり往復して

力脚力を鍛えるのと、坂道の感覚を養えます。軽くジョギングの後上りを1本

やって間をおいて下りを1本やって少し休みを何回か繰り返す。

これだけでも、もしレースに参加する事があれば坂道の感覚や走り方をトレー

ニングしているとしていないでは身体的にも心理的にも結構差が出てきます。

レースに参加予定はないにしても効率的に筋力をトレーニング出来るのでオス

スメです。




4、雨の日にランニング

 夏場の雨の日はランニングしていても体温が上がりにくいし、日差しも出て

いないので日焼けを気にすることもなく単純にシャワーを浴びているように気

持ちいいので以外に走りやすいのです。

寒い時はなかなか出来ないのでもし雨の日に走った事がないようでしたら一度

験してみてください。

5、ダッシュトレーニング

夏場用の距離をちぢめたランニングの中に何本か100mほどのダッシュを入れ

ていきます。

短時間短距離の中でも[4]の坂道や、ダッシュを入れる事で心肺機能を上げて筋

力をつけていく事ができます。

気温が高い中のランニングは効果や利点もありますがリスクもあります。

無理の無いようにトレーニングを重ねる事が大事です。

こちらの記事も参考にしてください:春夏ランニングの暑さ対策13のポイント

まとめ

夏場にランニングをする事で身体的変化があわられます。人間の順応力とはす

ごいですね。

しかしこれは気温が暑いということに順応しているので高まった機能がそのま

ま維持されることは無いのです。

しかし筋力や固めたフォームなどは今後のランニングのパフォーマンスを上げ

ていきます。長い時間のトレーニングが大変な夏場は「質」を高めることを中

心に考えていくと良いのでは無いでしょうか。

それでは Enjoy Running!

スポンサーリンク
336×280




336×280




シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
336×280