ランニングの効果で身体に起こる変化

ランニングするとしないのとでは明らかに身体に違いが出てきます。

ランニング によって出てくる効果はいくつかありますがまずは健康になる!

「なんだ健康かと思いましたか?」

WHO憲章では、「健康」について、次のように定義しています。

Health is a state of complete physical, mental and social well-being and not merely the absence of disease or infirmity. 

「健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、

肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態

にあることをいいます。(日本WHO協会訳)」     出典:日本WHO協会

どうでしょう、すべてが満たされた状態になるってすごいことですよね。

ランニングをすることで病気から遠ざかる、筋肉や骨が丈夫になる、アンチエ

イジング効果で見た目も精神的にも若くなる、脳の機能が活性化するとなると

かなりの割合で満たされてきくるのではないでしょうか。



目次

1、筋力のアップ
2、持久力アップ
3、骨力のアップ
4、心肺機能のアップ
5、血流が良くなる
6、脂肪量のダウン
7、成長ホルモンの分泌でアンチエイジングと脳細胞の活性化
まとめ

1、筋力のアップ

身体を動かすには筋肉が必要不可欠です。筋肉の筋線維には繰り返し同じ力を

加えるという刺激によって筋肉の断裂と修復が繰り返されます。

修復されると筋肉は肥大し筋繊維が太くなって行きます。

ランニングを繰り返すことで足腰だけではなく身体中の筋肉が使われるのでい

わゆる「筋トレ」のように部分的ではなくバランスよく筋力のアップが望めます。

私の経験:会社と家の往復くらいの運動しかしていなかった時は小さな段差や凸凹

があるところでよくつまづいたりしていましたが今はどんなところでもつまづくこ

とがなくなりました。

2、持久力アップ

その筋肉の中で糖質と脂質を代謝してエネルギーを作り出しているのが数千個

のミトコンドリアです。

ランニング を続けることでミトコンドリアがエネルギーを作る出す量が増え、

またミトコンドリア自体の数も増えるので持久力がアップします。

私の経験:フルマラソンを完走できる筋力と持久力が着きました。以前はよく疲

れて栄養ドリンクや栄養補給滋養強壮などサプリを飲んでりしていましたが、

今ではほとんどそういった栄養系のものを摂取しなくなりました。

3、骨力のアップ

着地の衝撃で骨は強化されます。ランニングしている時の着地の衝撃は体重の

2、3倍そしてランニング中の着地回数は左右で約10,000回(歩幅100cmで

10kmのランニング で計算)あります。

骨は衝撃を与えると細かいヒビが入りこれが回復時に合成されると骨芽細胞の

働きで強化されて行くのです。

何らかの衝撃が加わらないと骨の分解合成が少なくなり骨量が落ちて骨粗鬆症

の原因にもなってきます。




4、心肺機能のアップ

呼吸をすると約500mlの空気を肺は取り入れ吐き出しています。

酸素を取り入れ二酸化炭素を吐き出しています。

この動きは横隔膜や肋間筋などの筋肉の動きでランニングを続けることでこれ

らの筋肉が強化されて肺の機能が向上して行きます。

肺で取り入れた酸素は血液によって各筋肉に送られて行きます。血液を送り出

すのが心臓の働きです。

ランニングすることで当然たくさん酸素が必要となるので心臓はたくさん血液

を送り出さなければならなくなるので、たくさん血液を送り出すよう心臓の心筋

も鍛えられその機能が向上して行きます。

大きくたくさんの心筋が着くと1回の血液を押し出す血液量が増えるので、平常

時でも心拍数が下がり心臓への負担が少なくあります。

私の経験:ランニング 始める前に比べると駅の階段をちょっと駆け上がっても息

が切れたり心臓がドキドキすることがなくなりました。

5、血流が良くなる

身体中の細胞に酸素と栄養素を送り続ける為に必要なのが血管です。

ランニング をすることで隅々の筋肉まで酸素と栄養素を届ける為に毛細血管が

発達します。また走る有酸素運動をすることで血管が拡張され血圧を下げる作

用があります。

血管が硬く詰まりやすくなる原因の一つに高血圧があるのでそれによって起こ

る動脈硬化や心臓病のリスクを下げることにもつながります。

私の経験:元々血圧は高い方ではなかったのでランニング によっての実感はあ

りませんが、いつ血圧を測っても高くなることがありません。

6、脂肪量のダウン

ランニングだけではありませんが身体を動かす時のエネルギー源になってい

るのは糖質と脂質の2つです。

この二つは筋肉の中で常に使われていますが簡単言うと運動強度が強い時は糖

質が使われる率が上がり、運動強度が低いと脂質が多く使われるようになります。

脂質を代謝してエネルギーとするには酸素が必要ですが息が上がるように運動強

度が上がってると酸素の供給が少なくなってしまうので脂質が使われにくくなり

ます。

追い込むようなキツイ運動をするようリモ最大心拍数の50%~60%程度の運動強

度を続ける方が脂質をたくさん消費しやすいと言うことになります。

脂質というと脂肪なので皮下脂肪や内臓脂肪などを思い起こします。

そして一番取りりたいのがこの皮下脂肪や内臓脂肪ですが、筋肉中で使われる脂質

はすでに筋肉中にあるものから使われ遠くにある皮下脂肪や内臓脂肪はすぐには使

われません。

なのでランニングして体重は減ってきたとしてもお腹周りをスッキリしさせるには

継続してランニングすることが必要のようです。

私の経験:一番体重が減ったのは初めてレースに出る為にトレーニングをした時で

6kg位減りました。

ピッタリだったパンツも余裕が出てきましたが、お腹周りのゆるいたるみは取れな

いのでこれは筋トレをするしか無いようです。




7、成長ホルモンの分泌でアンチエイジングと脳細胞の活性化

ランニングすることによって分泌されるのが成長ホルモンです。成長ホルモンは

筋肉や骨の成長を助け、腱や靭帯などの結合組織にも作用し、また肌などの新陳

代謝を促します。

さらに中性脂肪を分解する酸素を活性化し脂肪酸を血中に送り出す働きをするの

です。

もう一つ脳細胞の減少を抑える可能性があるのです。

いいことばかりの成長ホルモンですが残念ながら加齢とともの成長ホルモンの分

泌は低下して行きます。

思春期後期を100%とすると40歳代ではその50%になると言われています。

100%には戻りませんが筋トレやランニングなどの運動で成長ホルモンの分泌を

促すことはできます。

ランニングをしている人はしていない同世代の人と比べると若々しいなと思った

ことはないでしょうか?ランニングを続ける意志やタイムや距離など目標に向買

うやる気などの精神的な部分で若々しく見えるということもあるかと思いますが

成長ホルモンが関わっていることも事実のようです。

また高齢になると減り始める脳の海馬の脳細胞もアメリカのイリノイ大学の研究

によると運動したことによって脳細胞が増えたという結果が出ているのです。

私の経験:成長ホルモンに関してはなかなか測れるようのものもないので参考に

なるかはわかりませんが私はほとんど実年齢より若くは見られます。

多少の筋トレもしているので筋肉も太く大きくなってきているのは成長ホルモン

によるものかと自分的には思っています。

まとめ

走ったらすぐに出る反応と継続することで変化してくることがあります。

ランニングをすればその分確実に脂肪は消費されますし、成長ホルモンも分泌

されます。

ランニングする度の衝撃で微妙にですが骨も筋肉も成長します。

しかし見た目の体型が変わるとか心肺機能や血流などは継続していくことで得

られるメリットです。

まずは3ヶ月、そして半年、12ヶ月と少しづつでも継続していくと自分の体の

変化に気付く事になるでしょう。

それでは Enjoy Running!

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