ランニング初心者がトレーニングをはじめる時の心構え(マインド)

土日の公園や河川敷などここ数年ランニングしている人が多いなと感じていませんか。

2016年のランニング人口を調べると、年1回以上ジョギングかランニングをしたという人数が

約890万人でさらに、週1回以上ジョギングかランニングをしている人数が約360万人

(笹川スポーツ財団「スポーツライフに関する調査報告書」)いるそうです。

年1回と聞くとそんなのランニングやジョギングをした内に入らないよと思いますが、少なく

とも走ることに興味を持って、走ってみようかと実際に行動した人ですから今後またランニン

グ・ジョギングをする可能性も高いところから見ればこれもランニングジョギング人口として

良いのかと思います。

そしてこの890万人。これは日本の成人人口の比率からすると約8.9%になります。

ということは100人の知り合いがいるとすると約9人がジョギングかランニングをしていると

いう計算になります。これはブームというよりはジョギング、ランニング自体が浸透してきて

いると言って良いのではないでしょうか。

そんなに走っている人がいるのか。そういえば会社の〇〇さんも健康のために走っているとい

うし、近所の〇〇さんはこの間マラソンの大会に出たと聞いたな、じゃあ私もやってみようか

と思っている人は多いと思います。

またすでに何回か走ってみた事があるけど続けられるかな?なんて思っているそんなランニン

グ初心者の方はこのランニングマインド(心構え)を一度読んでみてください。




ランニング初心者が宣言する事

ランニングはサッカーや野球のように仲間やメンバーがいなくてもたった1人で気ままに始め

られます。グランドやコートなどの予約もいらないし、集合時間もありません。

走ろうと思い立った時に着替えて外に出ればもうOKなのです。

しかし反面自分で走ろうと決めていても、前日に飲みすぎてしまったり、ちょっと風邪気味だ

ったり、雨が降りそうな天気で気分が晴れないからと走らない時が間々あります。

そんな時は何となく自己嫌悪に陥ってやっぱり自分にランニングはムリだとなんて思わない事

です。

毎日生活していれば様々な体調の日があります。親戚の集まりとか、仕事で忙しい日や付き合

いて飲み会に参加しないといけない日等々、ランニングをしようと思った日になぜかそういう

予定が入ったり体調不良になりがちです。

でもそういうものだと思いランニングを始めようと思ったら自分に「頑張らない」宣言をして

みてください。何も予定がない日、体調が良い日に走れば良いのです。

とかく日本人はスポーツに関して、気合いや根性や精神論を重ねがちですが、気軽に気楽にが

ランニングの良いところです。

いきなりそんなに頑張らないで焦らずゆっくりスロースタートする事が長く続けられるポイン

トの一つです。

ランニング初心者が走りながら考える事

「生きてるだけで丸儲け」という明石家さんまさんの座右の銘があるそうですが、人それぞれ

生きていると色々な事があります。

事故や事件や病気などのリスクがたくさんある中、今現に生きている事は奇跡的だともいえな

いでしょうか。

私は走っている時、怪我や病気のなく生活できている上にランニングする時間もあり、走る事

が出来る手足や健康な身体もあると、とても感謝で一杯になり、走りながらちょっと笑ってし

まうのです。

やっぱり走るのは息が苦しくなったり、足が痛くなったりする事もありますが、そんな時ラン

ニング初心者は走りながら「辛い、キツイ、苦しい、ダメだ」なんて思わずに「ここまで走れ

てありがたい、感謝だ」と歩きましょう。

息が整ったらまた走り出せば良いのです。

そしてランニングしながらちょっと食いしばった歯を緩めて口角をあげてみてください。

口角を上げるだけでも脳は笑っているイコール幸せだと認識し、セロトニンを分泌するそうで

す。

「走るのって楽しい!」って思えるランニングを始めましょう。




ランニング初心者の走るペースは?

何のためにランニングを始めますか?ダイエットでしょうか。健康の為、体力や持久力を上げ

たい免疫力アップ、腸活、美肌、安眠、ストレス発散・・・・。

ランニングの効果は?と検索すると沢山の効果が出てきますね。もちろんどの効果も嘘ではあ

りません。

私もランニングを始めて7年ですが確かに体重も減りました。風邪もあまりひかなくなったし

身体も多少引き締まって疲れにくくもなりました。夜はよく眠れるし特にひどいストレスも感

じません。

しかしどれも結果として今改めて考えてみればという事です。そう言えば風邪引いてないなと

か、言われてみれば身体が楽だとか、考えてみれば眠れない事がないな。

なのでダイエットの為にとランニングを始めても体重の増減に一喜一憂しないことです。

こんなに走ったのに全然体重が減っていないという時もあれば、あれっいつの間にかこんなに

減ってるという時もあります。

一直線に減り続けるのではなくギザギザに緩やかに下がってくるのです。

そして健康の為にと始めても急に健康にはなりませんし、むしろ最初の頃は筋力など弱いとこ

ろが足の先から膝、腰、背中、首と色々痛むのです。

そんな時は走るのをやめて休みましょう。休んでいる時にその痛んだ部分が補修され強化され

ているのです。

痛みがなくなったらまた走り、どこかが痛んだらまた休みと繰り返し続けていく事で強化され

ていくのです。人の身体が変化していくのは時間が掛かりますが、続ける事で確実に変化はあ

ります。

急な結果は求めずに走る時の1歩1歩が良い方向へ向かう1歩だと思いながら走り始めるのが

良いうようです。

ランニングを始めると、へえ~あなたも走っているんですね、と仕事の取引先の人と話が合っ

たり、居酒屋で隣になった人と仲良くなったりなんて事もあります。

どのくらい走っているんですか?いつ頃から走ってるんですか?なんてやり取りをして

ちょうど同じくらいに始めた人が自分より速かったり、長い距離走っていたりするといやいや

私なんかまだまだですよと謙遜しながらもライバル心がモリモリ出てきて、「よ~し、今週走

る時はこの人と同じ距離走ってみるか」「この人で出来るんだったら自分でも大丈夫だろう」

とついつい無理をして走ってしまいがちです。

こんな時は「私は私のペースで」と自分のやってきたメニューや流れを崩さずにランニングを

しましょう。

まとめ

ランニングを始める目的が差し迫ったマラソンの大会などでない限り

「頑張らない]宣言をする。

ランニングの最中「苦しい!」と思ったら口角を上げて、「ここまで走れた!」

と感謝する。

ランニングの目標はすぐには達成できるものではなく時間のかかることと認識して

体重や健康状態に一喜一憂しない。

ランニングについてのマニュアル本、雑誌やWebサイトは沢山あります。初心者に親切丁寧に

走り方のフォームやトレーニング方法、目標距離、目安の時間、心拍数など詳しく解説がされ

ています。

どれもその通り出来れば効果も期待できるかも知れません。

がランニング初心者はいきなりその通りに出来ないのが普通かと思います。

あくまで参考までにと考えて

「頑張らない」「焦らない」「比べない」のマインドでランニングを始めてみましょう。

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