ランニングの日焼け対策ーUVケア

春から夏にかけては気温が上がってくる時期になります。

半袖Tシャツにやランニングシャツにショトパンツなどで走りたくなりますが、

気になるのはやはり日焼けです。

露出した部分の肌は強い紫外線によってダメージを受けるばかりでなく、体力

消耗にもつながってしまいます。

日焼け対策をしている女性は多いと思いますが、男性も日焼け対策をしておけ

ばでランニング力アップにもなるのではないでしょうか!

こんにちはランニング歴8年の一般市民ランナーワタナベです。

晴れ渡った青空に「今日はランニング日和だ!」思わず飛び出して帰ってくる

と顔が赤黒く焼けてしまい「しまった!」と思う事がありますが、男性は外出

の度にUVケアをする習慣がないので忘れてしまうのです。

折角ランニングをして身体の中は若く保っている(つもり)のに顔がシミとシ

ワだらけでは残念だということで、数年前からランニングの時は顔、首、半袖

の時は腕、手の平に日焼け止めを使うようにしています。



目次

1、日焼けって何がどうなる?
2、日焼け対策グッズ
  キャップ
  UVマスク
  サングラス
  グローブ
  アームカバー
  ネックカバー
   トップス
  ボトム
3、日焼け止めクリーム&スプレー
4、ランニングの時間帯
まとめ

日焼けって何がどうなる?

日焼けは紫外線が肌にダメージを与える、そのダメージを回復するために酸素

やビタミンを使うのでランニングに使う力を取られてしまうのです。

日焼けにも種類があります

1、肌が火傷状態になる炎症、肌の表皮、真皮まで損傷し肌が赤くなりヒリヒリ

      と痛む状態ですぐに症状が出てきます

2、紫外線の影響でメラニン色素が酸化し肌が黒くなりますが約1日で褪めてし

  まいます。

3、肌の奥にある基底層のメラノサイトが活性化しメラニンが増えて黒くなる状

  態で紫外線を浴びてから数日後に出てくる症状です

なぜこんなに何重にも日焼けするパターンがあるかというと、もともと日焼けは

紫外線から肌を守るために肌を黒くするのです。

紫外線が肌の奥まで届いてしまうと皮膚の組織にダメージを与え、ガンなどの原

因にもなってしまうので、そのリスクを減らすためメラノサイトが黒くなったり、

メラニンが増えて紫外線を肌の奥まで行かないように吸収するようになっている

のです。

しかし黒くなったメラニンは肌のターンオーバー、要は再生で角化し表面に押し

出されて剥がれ落ちます。

これが若い時は活発に行われるので多少日焼けしたぐらいではすぐに再生される

のですが、年齢を重ねてくると新陳代謝が遅くなり上手く肌の再生ができず酸化

してしまったメラニンが皮膚に黒く残ってしまうことがあります。

これがシミとなってしまうのです。

また紫外線は肌の弾力を保つ細胞にも影響を与えます。度重なる紫外線により弾

力を失いやがてこれがシワとなっていきます。

普通に加齢により弾力は失われていくのでそれが猛スピードで加速してくような

ものです。

シミもシワも年齢を重ねた勲章のようなものと考えればいいですが、やはり歳を

とっても出来るだけ若々しくいたいというのが常ですよね。

そして紫外線の影響は顔や腕などの肌だけではなく、髪の毛にもダメージを与

えます。乾燥しバサバサになったり枝毛が増えたりするので髪の毛のケアも忘

れずにしていきたいところです。

さらに目から入る紫外線も、メラニンを増やす原因になります。

これらを踏まえてランニング時の日焼けUV対策のグッズや方法をご紹介します。

日焼け対策グッズ

キャップ

春夏のランニングには必需品ですね。ランニング用のキャップはUVカットの

素材を使ったものがあり日差しから頭や顔を守ることができると同時に、日

の光もそうですが上方向の視界がカバーされ目に入りにくいのでランニング

に集中することができます。

顔だけではなく髪の毛も紫外線から守ってくれます。

ランニング用ではないキャップとはUVカットの素材の他通気性もよく出来

ています。

それでもやはり頭は蒸れるのでこれが気になるランナーさんはサンバイザー

がおすすめです。

そして日焼けで気になるのは顔だけではなく耳と首の後ろなのです。

これを解決するのが横から後ろまで日除けがついたキャップです。

どこもかしこもカバーしてくれます。

もしくは周りにぐるっとツバのあるキャップです。

登山用などに多い形なので軽くてフィットするものがあります。

UVマスク

キャップだけではランニングする方向や時間帯などでカバーしきれない時もあ

ります、そんな時は目から下をすっぽり隠してしまうフェイスガードUVマスク

というアイテムがあります。

鼻も隠れるのでほぼ完璧に顔を保護することができます。

呼吸がしやすいようなデザインのものや冷たく感じる生地を使ったものなどが

出ているので使ってみると快適にランニングできるのではないでしょうか。




サングラス

皮膚同様目も紫外線から守ってあげないと目がダメージを受け視力低下や眼病に

もなりかねません。また日焼けの原因にもなりますのでサングラスも必需品です。

軽くて顔にフィットしズレにくいタイプを選びましょう。

また紫外線カット率は99%以上のもので出来るだけ視界を妨げたくないのでレン

ズが大きく上下左右カバーしてくれるものがおすすめです。

フレームがあまり太くない方がランニングには良いかもしれません。

レンズの色も様々ですがあまり暗いものより薄い色の方がおすすめです。

暗いタイプのレンズだとその分瞳孔が開きます。

でも横や上下から僅かでも紫外線は入り込んでくるのでこれを防ぐことはでき

ません。

グローブ

冬の寒い時にグローブを着けるランナーは多いようですが春夏も着けている女

性ランナーさんが増えてきているように思います。

冬物より薄手で通気性もあるので春夏秋としてそして冬のインナーとして一年を

通しても使えるかと思います。

アームカバー

普段の生活でも外出時にアームカバーをしている人はよく見かけますね。

春夏には長袖のは着たくない、けど日焼けもしたくないというランナーさんには

アームカバーが性的です。腕にフィットするので腕の動きも妨げずスムーズです。

ネックカバー

水に濡らして冷んやりする素材のものなどがあります。体温の上昇を抑えつつ首

回りの日焼けをカバーするにはネックカバーは良いアイテムです。冷感のタオル

を巻いておくの良いかと思います。




トップス

UV加工とUVカットの素材のものがあります。UV加工はその名の通り加工なので

使用と洗濯を繰り返すとその効果は落ちてきてしまいます。

使う頻度によって寿命は様々なので一概には言えませんが2シーズン位が目安

ようです。UVカットの素材は繊維にUVカットのものを使っているのでUVの効果

としては長持ちします。

肩や腕の日焼けが気になる時は長袖のトップも一つの手です。

出来るだけ通気性や吸汗速乾性のあるものを選べば長袖でも快適にランニング

できるのでは。

購入時にUV加工かUVカット素材を確認しておきましょう。

これは長袖のボレロタイプ、半袖やタンクトップと合わせて使えます!

ボトム

足の日焼けを防ぐためにはランニングタイツしかないですね。短パンで日焼け止

めを塗ろうと思いと相当な範囲を塗らなければならず、塗り漏れも出てきます。

気がついたらムラ焼けになっていたなんて事になりかねません。

ランニングタイツは筋肉や関節のサポートなど色々な効果もあるのでついでに出

来てしまう日焼け対策としては便利なアイテムになるかと思います。

参考記事:ランニングタイツ(コンプレッションウェア)の効果

日焼け止めクリーム&スプレー

UVケア化粧品を選ぶときに商品に表示されているSPFとPAは紫外線を防ぐ強さと、

時間をあわらしています。

SPFは紫外線B波をどのくらい防ぐ能力があるかを表します。

SPF20なら何もしていない時の20分の1にカットすることを表します。

SPF50+が最高値です。

PAは紫外線A波を防ぐ効果があるかを表しPA+から++++が4つの4段階です。

さてどう選べば良いかというと、

屋外での軽いスポーツやレジャーだとSPF20から30でPA++からPA+++

炎天下のレジャーリゾート地でのマリンスポーツなどでSPF40以上、PA+++以上

となっているので

早朝や夕方または5km程度のランニングだとSPF20から30でPA++からPA+++

昼間や長距離のランニングはSPF40以上、PA+++以上

と考えれが良いかもしれません。

日々のランニングにどんどん使えるタイプ

スポーツ用の最高UVスプレー

こちらもUV度最強のクリーム




ランニングの時間帯

東京の日の出日の入りを見てみると4月1日の日の出は5:29、日の入りは18:02

となっています。

可能であれば日が出るか出ないかの時間を中心にランニングを開始するか、日が暮

れてからの時間帯を選んで走ることが出来れば紫外線をあまり気にしなくてもラン

ニングに集中することはできます。

参考記事:ランニング初心者は朝走るべきか?夜走るべきか?効果的な時間は?

まとめ

日焼けUV対策のグッズやアイテムは色々ありますね。自分のランニングスタイ

ルに合わせて日焼けUV対策をしてみましょう。

そしてランニング後のケアも大切です。どのUV対策をしても完璧はないので、顔、

腕、首などまずは冷やしてから化粧水で潤いを与え、クリームなどで保護してあ

げましょう。

ちょっとした手間が若々しさを保ち肌力アップ、ランニング力アップにつながり

ます!

それでは Enjoy Running!

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